おおいぬ座
冬の星座を学ぼう第2弾のコーナーです。
今回は「おおいぬ座」を見ていきたいと思います。
理由は・・・覚えやすそうだからです‼ 前回のふたご座はちょっと複雑でして、覚えるのに難ありという感じでした。やはり空をぱっと見上げて、あれだ!となるようにしたいという気持ちがあります。
それでは形を見ていきましょう。
the犬という分かりやすい形をしていますよね。こじつけみたいな形をしている動物も中にはありますけど、、
次に星の名前です。
犬の鼻先の部分が、一番明るく目立つ白色の一等星「シリウス」です。全部の星の中でも一番といっていいほど目立つ天体なので、まずはシリウスを探してみるというのも一つの手かもしれません。
ちなみにこのシリウスは冬の大三角形の一つにあたります。オリオン座の左肩にあたる赤色のベテルギウス、白く輝くこいぬ座のプロキオン、そしておおいぬ座のシリウスで形成されているわけです。強い光の結集みたいなものなので、割と明るいところでも見ることができるんですね。
こいぬ座は、おおいぬ座と冬の天の川をはさんで東寄りの岸辺にありますが、目を引く星は、1等星のプロキオンと3等星のベータ星のふたつしかありません。
余談になりますが、シリウスというのはあのハリーポッターでも有名な登場人物ですよね。作中では死神犬グリムと恐れられましたが、シリウスはアニメ―ガス(動物もどき)で、大型犬に変身できるんです。シリウス・ブラックの名前がおおいぬ座のシリウスに由来していることは間違いないでしょう。
星の名前を覚えるのも身近な作品などに繋がってとても興味深いですね。