ひのとり
先日利用した「特急ひのとり」について紹介していこうと思います。
ひのとりとは、2020年3月に運行が開始された大阪難波から近鉄名古屋区間を走る電車のことなんです。
ゆったりと、でも高級感を味わいながら旅行がしたいという人におすすめの列車です!
「ひのとり」というかっこいい名称は、先進的でスピード感ある車体フォルム、深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインに加え、ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する気品ある車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」に重ね合わせ命名されました。
「ひのとり」は、2020年10月1日、近鉄車両では初となる「2020年グッドデザイン・ベスト100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞しました。グッドデザイン・ベスト100は、2020年度グッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により、特に高い評価を得た100件に与えられる賞です。
この写真からでも伝わる光沢感と、滑らかなフォルムを見れば、グッドデザイン賞を受賞したのも納得です。
プレミアム車両だと運賃2,410円+指定席2,830円の5,240円
レギュラー車両だと運賃2,410円+指定席2,130円の4,540円です。
東海道新幹線の新大阪-名古屋間の値段は自由席で5,940円ですので、これだとプレミアム車両で行ってもいいかなと思えるのではないでしょうか。
ちなみに東海道新幹線で行くと、約1時間かかり、ひのとりで行くと、約2時間8分かかります。
速さを重視する人にはやはり新幹線でしょうが、ゆったりまったり行こうという人にはぴったりです。
ひのとりの特徴はなんといっても、内装のすばらしさ。レギュラー車両でもその魅力を存分に堪能できました。
まず、列車に乗ると目の前にロッカーがあります。このロッカーが近未来的で、自分の持っているICカードで開閉が可能なのです!無料で。これだけでワクワクしちゃいました。
次に、自分の指定席の上にはランプが灯っていて勝手に座れないようになっています。
ひじ掛けも一人ひとり使えるようになっています。優しい
座席の前には足が置けるようになっていて、角度も調節できます。
さらに、背もたれを倒しても後ろの人に迷惑が掛からないつくりになっているので、好きなだけ、気ままにくつろぐことができます。レギュラーでこれなので、びっくりしました。
カフェスポットにはコーヒーメーカーが置いてあり、ココアなども手ごろな値段で購入できます。車内は全然揺れないので、こぼれる心配もありません。
車内を満喫しているとあっという間に目的地についていました。
旅行は現地についてからという感覚でしたが、ひのとりに乗れば、乗った瞬間から旅行を楽しめること間違いなしです!!